Macでe-Taxできない?エラーコード別5つの原因と解決策

Macユーザーの個人事業主やフリーランスの皆さん、確定申告の時期にe-Taxでの提出を試みて、突如として表示されるエラーコードに頭を抱えていませんか?「あと一歩で提出完了なのに…」という状況でエラーが出ると、焦りや不安を感じるのも無理はありません。

はじめに:Macでのe-Taxエラー、原因は5つのパターンに大別できます

Macで確定申告ソフトからe-Tax提出を行う際のエラーは、多くの場合、以下の5つのパターンに大別できます。

  1. PC環境の問題:macOSのバージョンやブラウザの設定
  2. ブラウザ設定の問題:ポップアップブロックや拡張機能の干渉
  3. ICカードリーダライタの問題:ドライバの不備や接続不良
  4. 利用者証明用電子証明書の問題:有効期限切れやパスワードロック
  5. 確定申告ソフトの設定の問題:ソフト固有の連携エラー

この記事では、Macユーザーがe-Tax提出時に遭遇しやすい特定のエラーコードに焦点を当て、それぞれの原因と具体的な解決手順を、専門的かつ論理的なアプローチで解説します。この記事を読み進めることで、ご自身のエラーコードを手がかりに原因を特定し、自力で問題を解決できるようになるでしょう。

さあ、冷静に、一つずつ確認していきましょう。

A person using a Mac laptop for tax filing, looking slightly frustrated but determined, with various digital windows open related to e-Tax and accounting software.

STEP1:まず確認!Macのe-Tax環境セルフチェックリスト

本格的なトラブルシューティングに入る前に、ご自身のMac環境がe-Taxの基本的な要件を満たしているかを確認しましょう。意外と見落としがちな点が原因となっていることも少なくありません。

  • 1. macOSのバージョンは対応していますか?
    e-Taxの利用には、最新バージョンのmacOSが推奨されます。一般的に、過去2〜3世代のOSバージョン(例:macOS Ventura 13、Sonoma 14など)に対応していることが多いですが、最新の情報はe-Tax公式サイトで確認してください。古いOSでは、セキュリティ更新やソフトウェアの互換性問題が発生する可能性があります。
  • 2. 推奨ブラウザ(Safari, Chrome)のバージョンは最新ですか?
    e-Taxは特定のブラウザでの動作を推奨しています。特にSafariやGoogle Chromeは常に最新の状態にアップデートしておくことが重要です。ブラウザのバージョンが古いと、正常に機能しないことがあります。
  • 3. ICカードリーダライタのドライバは正しくインストールされていますか?
    マイナンバーカードを読み取るICカードリーダライタには、専用のドライバが必要です。これが正しくインストールされていない、またはバージョンが古いと、カードを認識できません。購入時に付属していたCD-ROMやメーカーのウェブサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールし直してみてください。
  • 4. JPKI利用者ソフトはインストール済みで、正常に動作しますか?
    公的個人認証サービス(JPKI)利用者ソフトは、マイナンバーカードの電子証明書を利用するために必須のソフトウェアです。これがインストールされていない、または正しく動作しない場合は、e-Taxでの電子署名が行えません。最新版をインストールし、動作確認ツールなどで正しく機能するか確認しましょう。
  • 5. マイナンバーカードの電子証明書は有効期限内ですか?
    マイナンバーカードに搭載されている電子証明書には、有効期限があります。有効期限が切れているとe-Taxは利用できません。有効期限は、JPKI利用者ソフトで確認できるほか、お住まいの市区町村窓口でも確認・更新が可能です。

STEP2:【エラーコード別】原因と具体的な解決手順

ここからは、Macユーザーがe-Tax提出時に遭遇しやすい代表的なエラーコードを取り上げ、その原因と具体的な解決手順を解説します。ご自身の画面に表示されているエラーコードと照らし合わせながら、対処を進めてください。

エラーコード「HJS0407E」:ICカードリーダライタとの通信エラー

このエラーは、主にICカードリーダライタがMacと正常に通信できていない場合に発生します。

考えられる原因:
* ICカードリーダライタのドライバが正しくインストールされていない、または破損している。
* ICカードリーダライタの接続不良(USBケーブルが緩んでいる、ポートの不具合など)。
* マイナンバーカードの挿入方向や接触不良。

具体的な解決手順:
1. ドライバの再インストール:
* 現在インストールされているICカードリーダライタのドライバをアンインストールします。
* ICカードリーダライタのメーカー公式サイトから、最新のMac用ドライバをダウンロードし、再インストールします。
2. 接続の確認と変更:
* ICカードリーダライタのUSBケーブルがMacにしっかり接続されているか確認します。
* 別のUSBポートに接続し直してみてください(特にUSBハブを介している場合は、Mac本体のポートに直接接続を試してください)。
3. マイナンバーカードの確認:
* マイナンバーカードが正しい向きで、奥までしっかり挿入されているか確認します。
* カードのICチップ部分に汚れや傷がないか確認し、必要であれば清掃します。
4. PCの再起動:
* Macを再起動することで、一時的なシステムエラーが解消されることがあります。

エラーコード「HJS0428E」:利用者証明用電子証明書のエラー

このエラーは、マイナンバーカードに格納されている利用者証明用電子証明書に関する問題が発生している場合に表示されます。

考えられる原因:
* 利用者証明用電子証明書の有効期限が切れている。
* 利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)を複数回間違え、ロックがかかっている。
* 電子証明書自体が何らかの理由で破損している。

具体的な解決手順:
1. 有効期限の確認:
* JPKI利用者ソフトを起動し、「自分の証明書」などで有効期限を確認します。有効期限が切れている場合は、お住まいの市区町村窓口で更新手続きが必要です。
2. パスワードロックの解除:
* パスワードを複数回間違えてロックがかかってしまった場合は、コンビニのマルチコピー機(一部店舗)でロック解除・パスワード再設定ができる場合があります。または、お住まいの市区町村窓口でパスワードを再設定する必要があります。
3. JPKI利用者ソフトでの動作確認:
* JPKI利用者ソフトの「ICカードリーダライタ設定」や「証明書表示ツール」などを利用し、マイナンバーカードが正常に認識され、電子証明書が読み取れるかを確認します。

エラーコード「AF0010-001」:マイナポータルAP連携のエラー

このエラーは、確定申告ソフトやe-TaxウェブサイトとマイナポータルAP(アプリケーション)の連携に問題がある場合に発生します。

考えられる原因:
* ブラウザの拡張機能(広告ブロック、セキュリティ関連など)がマイナポータルAPの動作を阻害している。
* セキュリティソフトが通信をブロックしている。
* マイナポータルAPが正しくインストールされていない、またはバージョンが古い。

具体的な解決手順:
1. ブラウザの拡張機能の一時停止:
* 利用しているブラウザ(Safari, Chromeなど)でインストールされている広告ブロックやセキュリティ関連の拡張機能を一時的に無効にしてから、再度e-Tax提出を試します。
* Safariの場合:「Safari」メニュー > 「設定」 > 「機能拡張」
* Chromeの場合:「Chrome」メニュー > 「設定」 > 「拡張機能」
2. セキュリティソフトの設定確認:
* Macにインストールされているセキュリティソフト(ウイルス対策ソフトなど)が、マイナポータルAPやe-Tax関連の通信をブロックしていないか確認します。一時的にセキュリティレベルを下げたり、e-Tax関連のURLを例外設定に追加したりすることを検討してください。
3. マイナポータルAPの再インストール/更新:
* マイナポータル公式サイトから最新のマイナポータルAPをダウンロードし、再インストールまたは更新します。インストール前に、既存のバージョンをアンインストールするとより確実です。

その他、確定申告ソフト固有のエラーコード

freee、マネーフォワードクラウド、やよいの青色申告 オンラインなどの確定申告ソフトを利用している場合、上記以外にもソフト固有のエラーコードが表示されることがあります。

このような場合、最も確実なのは利用している確定申告ソフトの公式ヘルプページで、表示されたエラーコードを検索することです。各ソフトは詳細なQ&Aやトラブルシューティングガイドを提供しており、具体的な解決策が見つかる可能性が高いです。

A screenshot of a JPKI user software interface on a Mac, showing options for checking electronic certificates or troubleshooting an IC card reader.

STEP3:エラーコードが表示されない場合のトラブルシューティング

「エラーコードは出ないけれど、提出ボタンが反応しない」「画面が真っ白になる」「特定の操作でフリーズする」といった、エラーコードが表示されない症状に悩まされることもあります。このような場合の対処法も確認しておきましょう。

原因1:ブラウザのポップアップブロック機能が有効になっている

e-TaxやマイナポータルAPの連携時には、新しいウィンドウ(ポップアップ)が開くことがあります。ブラウザのポップアップブロック機能が有効になっていると、これらのウィンドウが開かず、処理が停止してしまうことがあります。

解決手順:
* ポップアップブロックを一時的に解除する:
* Safariの場合: 「Safari」メニュー > 「設定」 > 「Webサイト」タブ > 「ポップアップウィンドウ」で、e-Taxや利用中の確定申告ソフトのサイトに対して「許可」または「尋ねる」を設定します。
* Chromeの場合: アドレスバーの右端に表示されるポップアップブロックアイコンをクリックし、「常に許可」を選択します。

原因2:セキュリティソフトや広告ブロック拡張機能が干渉している

STEP2でも触れましたが、Macにインストールされているセキュリティソフトや、ブラウザの広告ブロック拡張機能が、e-Taxの通信やスクリプトの実行を誤ってブロックしてしまうことがあります。

解決手順:
* セキュリティソフトの一時停止: 確定申告作業中のみ、一時的にセキュリティソフトを無効にするか、e-Tax関連のURLを信頼済みサイトとして登録します。
* 広告ブロック拡張機能の一時停止: ブラウザの拡張機能設定から、広告ブロック系の機能を一時的にオフにするか、e-Taxサイトを例外として設定します。

原因3:ブラウザのキャッシュやCookieが問題を起こしている

ブラウザに蓄積された古いキャッシュやCookieが、新しいe-Taxの処理と競合し、正常な動作を妨げることがあります。

解決手順:
* キャッシュとCookieの削除:
* Safariの場合: 「Safari」メニュー > 「設定」 > 「プライバシー」タブで「Webサイトデータを管理」からe-Tax関連のデータを削除。または「履歴」メニュー > 「履歴を消去」を選択し、すべての履歴を削除します。
* Chromeの場合: 「Chrome」メニュー > 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「閲覧履歴データの消去」から、キャッシュとCookieを削除します。
* プライベート(シークレット)ウィンドウで試す: キャッシュやCookieの影響を受けないプライベート(シークレット)ウィンドウでe-Tax提出を試すと、問題が解決する場合があります。

【来年に向けて】主要確定申告ソフトのMac・e-Tax対応スペック比較表

今回のエラーを解決できても、「来年はもっとスムーズに確定申告をしたい」と考えているMacユーザーの方もいるでしょう。ここでは、主要な確定申告ソフトのMac対応状況とe-Tax連携方式、サポート体制を比較し、将来的なソフト選びの参考にしてください。

ソフト名 Mac対応OS 推奨ブラウザ e-Tax対応方式(Mac) サポート体制 料金プラン(年間目安) Macでの使いやすさ トラブル時のサポート
freee会計 macOS Ventura以降 Safari, Chrome, Edge マイナポータル連携(Web版) チャット、メール、電話(一部プラン) 個人事業主:1,180円〜/月 ◎ クラウドベースで快適 〇 充実したヘルプとチャット
マネーフォワードクラウド確定申告 macOS Ventura以降 Safari, Chrome, Edge マイナポータル連携(Web版) チャット、メール、電話(一部プラン) 個人事業主:980円〜/月 ◎ クラウドベースで快適 〇 充実したヘルプとチャット
やよいの青色申告 オンライン macOS Ventura以降 Safari, Chrome, Edge マイナポータル連携(Web版) チャット、メール、電話(一部プラン)、画面共有 個人事業主:8,800円/年〜 〇 安定した動作 〇 電話サポートが強み

比較のポイント:

  • Mac対応OS・ブラウザ: どのソフトも最新のmacOSと主要ブラウザに対応しており、基本的な動作環境は同等です。
  • e-Tax対応方式: いずれのソフトも、Macからはマイナポータル連携(Web版)を介してe-Tax提出が可能です。ICカードリーダライタとJPKI利用者ソフトは引き続き必要となります。
  • サポート体制: freeeとマネーフォワードはチャットサポートが充実しており、迅速な問題解決に役立ちます。弥生は電話サポートや画面共有サポートにも力を入れており、より手厚いサポートを求める方には安心感があります。

これらの情報を参考に、ご自身のMac環境やサポートのニーズに合ったソフトを選ぶことで、来年以降の確定申告をよりスムーズに進められるでしょう。

まとめ:エラー解決後、落ち着いて確定申告を完了させましょう

Macでのe-Tax提出時に発生するエラーは、PC環境、ブラウザ設定、ICカードリーダ、電子証明書、そしてソフトの設定といった多岐にわたる原因から生じます。しかし、この記事で解説したチェックリストとエラーコードごとの具体的な解決手順を一つずつ試すことで、ほとんどの問題は自力で解決できるはずです。

解決しない場合の最終手段

もし、あらゆる手を尽くしてもエラーが解決しない場合は、以下の窓口に問い合わせることを検討してください。

  • 税務署のe-Taxヘルプデスク: e-Taxシステム自体に関する問題。
  • 利用している確定申告ソフトのサポートセンター: ソフト固有の連携エラーや操作方法に関する問題。
  • ICカードリーダライタのメーカーサポート: リーダライタ本体やドライバに関する問題。

無事にエラーが解決したら、提出前に申告内容に漏れや誤りがないか最終確認を忘れずに行い、落ち着いて確定申告を完了させましょう。

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レイ@通信費見直しアドバイザー

「感情論抜きで、一番安くて速いのはどこか?」を徹底検証。

元・家電量販店のスマホコーナー担当。
複雑な料金プランやキャンペーンの「裏の条件」を読み解くのが趣味です。

「なんとなく大手キャリア」で毎月損をしている人を見ると放っておけません。
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